私は春花ゆな!今年、中学二年生になるの!
長い入院生活が終わって、今日から学校!でも、私が退院するちょっと前からこの地域では、建物や環境が突然強い力で壊される現象、【厄災】が頻繁に起きているんだ。いつそれが起こるのかわからないからみんなそれに怯えていて、学校で仲良くなったゆか先輩も、「明日厄災がこの学校で起きたらどうしよう」って、ずっとびっくりしちゃってる。
そんな話をしていたら、私の学校で本当に厄災が起きちゃった!厄災に巻き込まれたのは私のクラスメイト。助けたいけど、私じゃなにもできない……。
そんな時に現れたのは、【魔法少女】と呼ばれるお姉さんたちだった。ゆか先輩も混ざって目の前で変身して、必死に厄災を止めようとしている。でも今回のはすごく強いみたいで、みんなだんだん弱っていく。それを見ていることしかできないなんて、すごく嫌だった。
私も、力になりたい。
私が苦しい時にたくさん助けられたからこそ、今度は私がみんなを癒したい!
そう願った時、私は不思議な力をもらって、かわいいお洋服を身に纏っていた。
私は、魔法少女になったんだ。それがわかった時、やることはもう決まっていた。
「私がみんなを癒す!だから、立ち上がって!」
魔法少女を癒して、奮い立たせて、厄災になってしまった子を助ける。
それが私に与えられた使命だと言うのなら、それを最後までやり遂げてみせる!
みんな待ってて、今癒してあげるからね!
※この創作は、ストーリーに残酷な表現が含まれています。